最近は駅やカフェをはじめ、商業施設、観光地など、至る所でフリーWi-Fiが使えるようになってきました。
また、自宅でもWi-Fiルーターを設置することで、パソコン、スマホ、テレビ、ゲーム機など様々な機器でインターネットが利用できるようになったりととても便利です。
Wi-Fiは九州エリア限定のインターネットサービス「BBIQ」でも利用可能で、光電話を申し込めば無料でWi-Fiが使えるようになります。
そこで今回は、BBIQのWi-Fiサービスについて紹介していきたいと思います。
申し込み方法や設定も簡単なので、ネットにあまり詳しくない方でもご理解いただけると思いますので、Wi-Fi利用の参考にしてくださいね。
※表示価格は税込みです。
目次
BBIQ光でWi-Fi(無線LAN)を使うためには?
BBIQ光を既にご利用している人の中で、『Wi-Fiを使いたい!』と思っている人も多いのではないでしょうか?
自宅でWi-Fiが使えれば、家中の好きな場所でスマホやパソコンを使ってインターネットができますし、テレビやゲーム機でも様々な通信サービスが利用できたりと楽しみも広がります。
ですが、『BBIQでWi-Fiを使うにはどうしたら良いの?』と思っている人もたくさんいるかもしれません。そこで、まず始めにBBIQ光でWi-Fiサービスを使うための方法をご紹介します。
中嶋
BBIQ光でWi-Fiを使う場合は無線LANルーターが必要
BBIQ光でWi-Fiを利用するためには無線LANルーターが必要になります。この無線LANルーターは
- BBIQからレンタルする
- 自分で購入する
のどちらかで利用できます。
BBIQ(インターネット)のみを利用する場合は、レンタルよりも購入した方が安くなります。
BBIQ光電話の月額料金550円に無線ルーターのレンタル料も含まれている
※BBIQ公式サイトより引用
BBIQの光電話サービスには無線LAN機能が標準搭載されているため、BBIQ光電話の月額料金に無線ルーターのレンタル料金も含まれている仕組みです。そのため、他社のようにプラス数百円といった追加料金もかかりません。
BBIQ光電話 | NTT西日本 ひかり電話※ | |
基本料金 | 550円 | 550円 |
無線LANレンタル料 | 0円 | 110円 |
合計 | 550円 | 660円 |
※ホームゲートウェイ無線LANカードWi-Fiプラン(フレッツ光ネクスト・ひかり電話利用時)
したがって、光電話を利用する人であれば一石二鳥ですが、光電話を利用しない人であれば無線ルーターのレンタル料として550円かかってしまうということになります。ですので、光電話を利用しない場合は無線ルーターを購入する方がおすすめです。
無線ルーターは購入した方が安い?
※amazon公式サイトより引用
無線LANルーターはBBIQでもレンタルできますが、毎月550円のレンタル料金がかかります。
そのため、BBIQ光電話を利用しない人はレンタルではなく購入した方が安く済みます。amazonでも高機能の無線LANルーターが買えますし、もちろん家電量販店でも売られていますので店員さんに間取りなどを伝えて相談して買うのもありです。
金額は4,400~7,700円程度ですので、1年以上使う予定であれば買った方がおすすめです。
Wi-Fi通信の伝送効率には6つの規格がある
ただし、無線LANルーターを買う際、「どれでも良い」というわけではありません。無線ルーターが「どの規格に対応しているか?」が重要になります。
Wi-Fi通信の伝送効率には6つの規格と3つの周波数帯があります。「IEEE802.11」は国際的な標準規格で、6つの規格の最大通信速度や特徴などは以下のようになります。
規格 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
---|---|---|
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11n | 2.4GHz/5GHz | 600Mbps |
IEEE802.11ac | 5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ad | 60GHz | 6.8Gbps |
IEEE802.11ax | 2.4GHz/5GHz | 9.6Gbps |
主流は「IEEE802.11ac」ですが、最近では最新規格の「IEEE802.11ax」に対応している機種も見られるようになりました。
最大通信速度をご覧いただくとお分かりのように、最新規格の「11ax」や主流の「11ac」は、「11n」より11倍以上も高速化されている優れものです。
周波数帯2.4GHz・5GHz・60GHzそれぞれの特徴
メリット | デメリット | |
---|---|---|
2.4GHz | ・障害物に強い ・通信距離が長い | ・電波干渉を受けやすい ・速度が遅い |
5GHz | ・電波干渉に強い ・速度が速い | ・障害物に弱い ・通信距離が短い |
60GHz | ・電波干渉に強い ・速度が速い | ・障害物に非常に弱い ・通信距離が非常に短い |
2.4GHzは、5GHzに比べて回線速度こそ劣るものの障害物に強いため、電波が届きやすいです。天井や壁があっても電波を通しやすいため、戸建てのお家で階数によって遅い場合などに使うのにおすすめです。
ですが、この2.4GHzは電子レンジを始め様々な家電製品でも使用されている周波数なので、電波干渉を受けやすいといった弱点があります。
一方の5GHzは、2.4GHzに比べて回線速度こそ勝るものの障害物に弱いため、ルーターの近くでインターネットをする時や、なるべく速い通信速度でネットを使いたい場合にはおすすめです。
5GHzの周波数帯はネット回線でしか用いられていないので、電波干渉を受ける可能性は低いですが、電波が遠くまで届きにくい面があります。
なお、新しい60GHzの周波数帯はまだあまり使われていないため、電波干渉を受けにくいです。よって、動画やファイルをダウンロードしたり高速通信を行いたい場合にはおすすめです。
しかし、直進性が高く5GHzよりも障害物に弱いため、別室などでの利用には向いていません。
中嶋
BBIQ光の無線ルーターは設定が簡単!
※BBIQ公式サイトより引用
『Wi-Fiって設定が難しいんじゃない…?』と不安を抱いている人もいるかもしれませんが、BBIQ光の無線ルーターは設定・接続が簡単です。
始めに、無線ルーターと回線終端装置をLANケーブルでつないで、無線ルーターの電源を入れます。
電源を入れると自動的にインターネットに接続されますので、設定の手間がありません。
次に、無線ルーターの前面にある「無線設定(WPS)ボタン」を推すだけで、パソコンの無線LAN設定が行えます。
この2ステップだけで設定・接続が完了しますので、パソコンやネット関連に詳しくない人も安心して使うことができますね。
中嶋

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今さら聞けない…『そもそもWi-Fi(無線LAN)とは?』
BBIQ光でWi-Fi(無線LAN)を利用する方法について説明しましたが、『「Wi-Fi」って聞いたことあるけどあまりよく知らない…』という人もいると思うので、Wi-Fiについて簡単に説明しておきます。
「Wi-Fi」とは本来は無線通信規格の名称のひとつを指しますが、いつしか「無線LAN=Wi-Fi」という概念が定着するようになりました。
ひと昔前まではインターネットやメールを利用する際は、パソコンにLANケーブルをつないで利用する方法が一般的でしたが、最近は、電波を無線でパソコンに送ることでインターネットに接続する「無線LAN方式=Wi-Fi通信」が広まってきています。
Wi-Fiはパソコンだけでなく、スマホ、タブレット、テレビ、ゲーム機、プリンターなど、様々な機器においてネット接続が可能です。
Wi-Fiを利用する3つのメリット
自宅でWi-Fiを使うことによって様々なメリットがあります。
- メリット1. パソコンの置き場所に困らない
- メリット2. 複数の同時接続が可能になる
- メリット3. スマホのパケット料金を気にする必要がなくなる
メリット1. パソコンの置き場所に困らない
無線LAN通信をすることによって、パソコンの置き場所に困らなくなります。と言うより、LANケーブルを使った有線接続をする必要がないので、Wi-Fiが繋がれば家中のどこでもパソコンが使えます。
デスクトップタイプのパソコンは決まった場所で利用することがほとんどですが、ノートパソコンタイプであれば、リビング、キッチン、寝室、バルコニーなどLANケーブルを気にせずにインターネットを利用できます。
そのため、ケーブルなどの配線がゴチャゴチャすることもないのですっきりと片付きますし、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも破損などの心配もないので安心です。
メリット2. 複数の同時接続が可能になる
Wi-Fi通信は、有線接続のようにLANケーブルをつないで通信を行うわけではないので、パソコン、スマホ、タブレット、テレビ、ゲーム機など、複数の機器を同時に接続することが可能です。
そのため、家族同士で利用時間を気にする必要もないですし、お家にお友達が大勢集まっても心配ありません。
メリット3. スマホのパケット料金を気にする必要がなくなる
3つ目は、スマホのパケット料金を気にする必要がなくなるという点です。
スマホやタブレットは、LTEなど携帯電話の回線を使っているため通信速度に制限がかかってしまいます。最近は定額制のサービスが主流になったことで以前よりは減りましたが、月末に『今月パケット使い過ぎたから遅くなっちゃった…』という経験をしたことがある人も多いと思います。
これは「帯域制限(たいいきせいげん)」と呼ばれるもので、そのキャリアを使っている他の人にも平等に通信速度を提供するために、通信量が多い人の通信速度を制限する仕組みです。
しかし、無線LAN通信を行うことで通信量を気にすることなくインターネットが利用できますので、動画閲覧やオンラインゲームが好きな人には必要不可欠なサービスと言えます。
工事の際に設置される「回線終端装置」だけではWi-Fiは使えない
BBIQ光を利用するためには、最寄りの電柱から光回線を自宅内に引き込む開通工事が必要で、工事と同時に「回線終端装置」(ONU)という機器を設置します。
回線終端装置とは、簡単に言うと光信号と電気信号を相互変換する機械のことです。この回線終端装置とパソコンをLANケーブルでつなぐことでインターネットが使えるようになりますが、ご存知のようにスマホやタブレットにはLANケーブルをつなぐ場所(LANポート)がありません。
したがって、開通工事の際に設置される回線終端装置だけでは、スマホやタブレットでWi-Fiを使ったインターネット通信はできないのです。
中嶋
BBIQ光を使っていて『急にWi-Fiが繋がらなくなった』『遅い…』そんな時は?
Wi-Fiを使っている(無線LAN通信を行っている)時に『急に繋がらなくなった』『遅い…』というシーンに遭遇する場合もあります。
大体の場合、無線ルーターかスマホなどに不具合が起きている可能性がありますので、そんな時は、
- スマホのWi-Fi接続が正常か?
- 無線ルーターの警告ランプが点灯していないか?
- LANケーブルがしっかり繋がっているか?
などを確認してみましょう。
もし異常がなく10分ほど経っても接続できない時は、BBIQ側で通信障害などが発生している場合もありますので、公式サイトの情報を確認してみてください。
中嶋
BBIQ光でWi-Fiを使う(無線LAN通信をする)と別途で通信料がかかる?
『Wi-Fiを使うと別途で通信料がかかってしまうのでは…?』と心配している人もいるかもしれませんが、無線LAN通信を行っても別途料金が発生することはありません。
BBIQの月額料金に加え、BBIQでレンタルする場合は月額550円のレンタル料金、購入する場合はルーターの機器代金のみです。
ですので、今までご自宅でスマホを使う時にWi-Fi通信をしていなかった人は、無線ルーターを使ってWi-Fi通信を行うことでスマホの通信料(パケット料金)を節約できるというわけです。
中嶋
まとめ
今回はBBIQ光のWi-Fiサービスについてご紹介してきました。
BBIQ光では月額550円の光電話を利用することでWi-Fiサービスも利用できるため、光電話を利用する人にとっては一石二鳥なのです。
光電話を使わない人でも月額550円で無線ルーターをレンタルできますし、自分でネットショッピングや家電量販店などで購入しそれを使うこともできます。
複雑な設定や接続もないためネット初心者の人にもおすすめですので、既にBBIQ光を利用している人もこれから申し込もうとしている人も、便利なWi-Fiサービスを使い、より快適なネットライフを楽しんでくださいね(^o^)