インターネットはそこまで使わないから、ソフトバンク光の定額プランだとちょっと高く感じる。
そのようなライトユーザーにとって、ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」は使った分だけ利用料金を払えばいいので魅力的に見えますよね。ただ、「ファミリー・ライト」は定額プランよりもお得になる人もいれば、ならない人もいます。
この記事では、ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」のプランの内容、定額プランとの比較、どのような人ならお得になるのかを徹底解説していきます。
「ファミリー・ライト」が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください^^
ソフトバンク光のお申し込みをご検討されている方は下記の記事をご覧ください。
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※表示価格は税込です。
目次
ソフトバンク光のファミリー・ライトとは?
※ソフトバンク光公式HPより
ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」は、ネットを使った月と使わなかった月で通信量に応じた利用料金を払う2段階制の料金プランです。月々のインターネットの利用量が少なかったり、月々のネットの利用量にバラつきがある人は、実際に使った通信量分だけ料金を払うので通常の定額プランよりもお得に使えることがあります。
前提として…戸建て限定のプランなのでマンションでは使えない
まず、「ファミリー・ライト」は戸建て向けのプランのため集合住宅での利用はできません。
残念ですが、マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方は通常の料金プランで検討しましょう。

なお、名称は「ファミリー」とついていますが、家族利用でなく単身者でも利用場所が戸建てであれば申し込みが可能です。
使った分だけ払う2段階制のプラン
「ファミリー・ライト」はの料金は2段階制で、料金体系は次のグラフのようになります。
※ソフトバンク光公式HPより
月々の通信量が3GB以内だった場合は、その月の支払い分は4,290円ポッキリです。3GBを超えると、4,290円にプラスして、3GBから10GBまでは100MBごとに26.4円が課金されます。10GBを超えると6,160円となり、そこからはいくら使っても料金は上がりません。
表でまとめるとこんな感じ。
利用料金 | |
~3GB | 4,290円 |
3GB~10GB | 100MBごとに+26.4円 ※9.9GB~10GBは100MBごとに+48.4円 |
10GB~ | 6,160円 |
通信量の単位について分からない方もいると思うので補足すると、1GB=1,000MBです。なので、「3GBから10GBまでは100MBごとに26.4円が課金」を言い換えると、「3,000MBから10,000MBまでは100MBごとに26.4円が課金」となります。
月々の料金の最低金額は4,290円なので、ネットを全く使わなかったとしても4,290円かかります。
1GBごとの利用料金を算出してみた
3GBまでの通信量の場合は4,290円、10GBを超えたら6,160円というのは分かりやすいですが、分かりにくいのは3~10GBまでの従量制の部分です。使った分だけ4,290円に加算されていきますが、どれだけ使ったらいくらになるのかがイメージしにくいですよね。
そこで、1GBごとの利用料金を計算してみました。
利用料金 | |
~3GB | 4,290円 |
~4GB | ~4,554円 |
~5GB | ~4,818円 |
~6GB | ~5,082円 |
~7GB | ~5,346円 |
~8GB | ~5,610円 |
~9GB | ~5,874円 |
10GB~ | 6,160円 |
3~10GBまでの間は100MBごとに26.4円加算されていくので、1GBごとに264円が上積みされていきます。大体の料金のイメージは分かりましたね。
自動更新なしのプランも選べるけど高い
ここまでお伝えしたのは2年契約(自動更新)のプランですが、自動更新なしのプランも選べます。ただ、2年契約よりも料金が割高になるので、特別な理由がない限りは2年契約の方がおすすめです。
一応自動更新なしのプランの料金もご紹介しておきますね。
利用料金 | |
~3GB | 6,050円 |
3GB~10GB | 100Mbpsごとに26円 ※9.9GB~10GBは48.4円/100M |
10GB~ | 7,920円 |
自動更新なしのプランが2年契約よりも割高な理由は、自動更新なしのプランには契約期間がないからです。契約期間がないのでいつ解約しても解約金は発生しません。
一方で2年契約には2年の契約期間があり、更新月(契約満了月である24ヶ月目から3ヶ月間)以外にソフトバンク光を解約すると10,450円の解約金がかかります。
自動更新なしのプランはいつでも解約できる身軽さのために、料金が高めに設定されているわけですね。
最大通信速度は100Mbps
料金については何となくお分かりいただけたと思いますが、もう1つ肝心なことは「速度」ですよね。
ファミリー・ライトの最大通信速度は100Mbpsです。戸建ての場合、定額プランだと最大通信速度は1Gbpsなので、ファミリー・ライトだと10分の1の速度になりますね。10分の1の速度と聞くとすごく遅いような感じがしてしまいますが、マンションでも100Mbpsの回線タイプになることがあるので決して珍しい速度ではないです。また、ファミリー・ライトでも混雑回避の通信方式「IPv6」を使えます。
ただ、ゲームや大容量のデータのアップロード、株やFXなど、大容量のデータ通信を頻繁に行うという人には最大100Mbpsでは遅いと感じてしまうと思います。
ソフトバンク光のファミリー・ライトと定額プランを比較!
ソフトバンク光のファミリー・ライトの料金体系・速度について解説してきましたが、どのような使い方をすれば定額プランよりもお得になるのか気になりますよね。ソフトバンク光のホームタイプの定額プランは月額5,720円です。
そこで、ソフトバンク光の定額プランとファミリー・ライトの料金を比較してみたいと思います。
プランは2年契約と自動更新なしの2種類があるので、まずは2年契約の方から比較してみましょう。
2年契約の場合
分かりやすく1GB刻みで料金を比較していきます。
ファミリー・ライト | 定額プラン | |
~3GB | 4,290円 | 5,720円 |
~4GB | 4,554円 | |
~5GB | 4,818円 | |
~6GB | 5,082円 | |
~7GB | 5,346円 | |
~8GB | 5,610円 | |
~9GB | 5,874円 | |
10GB~ | 6,160円 |
定額プランは使い放題で5,720円なので、毎月の通信量が何ギガでも料金は5,720円です。ファミリー・ライトの料金はは先ほどご紹介した通りですね。
ポイントは、8GBを超えるとファミリー・ライトの料金が定額プランの料金を上回るというということ。8GBを超えなければ、ファミリー・ライトの方が料金がお得になります。どうやら8GBがファミリー・ライトがお得になる境界となりそうですね。
・8GBを超えるとファミリー・ライトの方がむしろ高くなってしまう!
自動更新なしの場合
では、次は自動更新なしのプランを比較してみましょう。
ファミリー・ライト | 定額プラン | |
~3GB | 6,050円 | 6,930円 |
~4GB | 6,314円 | |
~5GB | 6,578円 | |
~6GB | 6,842円 | |
~7GB | 7,106円 | |
~8GB | 7,370円 | |
~9GB | 7,634円 | |
10GB~ | 7,920円 |
定額プランはどれだけ使っても6,930円から変わりません。ファミリー・ライトは、6GBまでの通信量なら定額プランよりも安く済みますが、6GBを超えるとむしろ定額プランより高くなってしまいます。自動更新なしのプランの場合は、6GBがファミリー・ライトがお得になる境目となります。
・6GBを超えるとファミリー・ライトの方がむしろ高くなってしまう!
月間の通信量が8GB以内ならファミリー・ライトがお得
以上の比較の結果をまとめると、次のようになります。
- 月間の通信量が8GB以内に収まりそうな人はファミリー・ライトの方がお得
(自動更新なしの場合は6GB) - 月間の通信量が8GBを超えそうな人は定額プランの方がお得
(自動更新なしの場合は6GB)
月間の通信量を8GBに収められない場合は、ファミリー・ライトの方が割高になってしまうため、定額プランを検討しましょう。
月間の通信量8GBってどのくらい?
とは言っても、どういう使い方をすれば「月間の通信量が8GB」に収まるのか、よく分からない人もいますよね。ソフトバンク光の公式ホームページには、「ウェブサイト」「メール」「動画」「音楽」「通話」それぞれにかかる通信量の目安が掲載されています。
ソフトバンク光公式HPより
8GBのところを見ると分かるように、一番通信量を消費しやすいのは動画サービスと言えそうです。Youtubeの動画は18時間弱なので、毎日動画を見る人は簡単に8GBを超えてしまうかもしれません。また、Netflixの利用では6.2時間で8GBに達するので、DAZNやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用している人にもあまり向いていません。
また、音楽や通話は利用時間に個人差があるので、日頃の利用量と照らし合わせてみる必要がありそうです。
ウェブサイトやメールは通信量を消費しにくいので、ネット利用は主にウェブサイトの閲覧やメール、SNS、動画はたまに見る程度、という方なら8GB以内に収まりそうですね。
注意1.OSやセキュリティソフトの自動アップデートも課金対象
ファミリー・ライトには注意点が3つあります。
1つ目は、3~10GBの従量制の部分の通信量は、OSやセキュリティソフトの自動アップデートで発生した通信についてもカウントされるということ。ソフトバンク光のホームぺージにも次のような記載があります。
ご利用の端末やソフトウェアによっては、お客さまがホームページ閲覧、電子メール送受信などを一切行わない場合であっても自動的に通信(OS、セキュリティーソフトの自動アップデートにより発生するインターネット通信など)が行われ、通信料が発生する場合がありますのでご注意ください。
ウェブサイトを閲覧したり動画を視聴したり自分の意思で通信した分は自覚できますが、自分が意識していない部分でも通信量が課金されてる場合があるので注意が必要です。
注意2.Wi-Fi接続して通信した分も課金対象
従量制の部分の通信量は、Wi-Fi接続して通信した分も課金されます。なので、有線でつないでいるパソコンだけでなく、無線(Wi-Fi)で接続しているパソコンやスマホなども対象です。
自宅ではWi-Fiを使えばスマホのデータ通信量を節約できますが、この分についても課金されてしまうので注意が必要です。パソコンではあまりネットをしないけど、スマホではかなり頻繁に接続している、という人は要注意です。
注意3.ひかりTVは見られない
ソフトバンク光が提供している光テレビのサービスの1つに「ひかりTV」があります。地デジやBSだけでなく専門チャンネルも視聴できるテレビサービスですが、ファミリー・ライトではひかりTVを見ることができません。
テレビサービスも使いたい人は、「ソフトバンク光テレビ」で地デジ・BS放送が視聴できます。CS放送なども見たい方は別途スカパー!をつける必要がありますが、ビデオオンデマンドなら「Netflix」で映画などを楽しむこともできますよ。
課金対象となるオプションサービス
また、通信量が課金されるサービスとして、次のオプションサービスも課金の対象となっています。
課金対象となるデータ通信 | |
バリューパック | アプリ初期設定 タブレットとサーバー間の定期通信 |
光BBユニットレンタル ホームゲートウェイ(N) | ソフトウェアのバージョン更新 通信品質確認のための定期通信 |
地デジチューナー(R) | 通信品質確認のための定常監視 宅外での番組などの視聴 |
BBフォン | 通話 |
ホワイト光電話 | 通話 通話品質確認のためのデータ通信 |
BBサポートワイド BBサポートワイドプラス リモートサポートサービス(N) | サポートのための遠隔操作 |
BBセキュリティ BBソフト(BBホーム/WPS Office®) | ソフトウェアのインストール 定義ファイルの更新 |
Netflix | 番組などの視聴 |
光BBユニットは、ソフトバンクのスマホとセット割「おうち割 光セット」に申し込んでいる人は自動的にレンタルしているので、利用している人は多いはずです。ホワイト光電話やBBフォンの固定電話サービスの通話分も課金対象なので注意しましょう。
ソフトバンク光のファミリーライトはフレッツ光ライトから転用できる?
フレッツ光にも従量制のプラン「フレッツ光ライト」があります。フレッツ光からソフトバンク光に乗り換える時に、「フレッツ光ライト」から「ファミリー・ライト」に転用できないのかな?と思う方もいると思いますが、「フレッツ光ライト」から「ファミリー・ライト」への転用はできません。
転用なら、フレッツ光の回線設備はそのままで基本的には工事なしでソフトバンク光へ乗り換えできます。ですが、残念ながら「フレッツ光ライト」から「ファミリー・ライト」への転用はできません。そのため、ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」を使うためには工事が必要になります。
ただ、フレッツ光の東日本エリアの従量制プラン「フレッツ光ライトプラス」からソフトバンク光の「ファミリー・ライト」への転用は可能です。
ソフトバンク光のファミリー・ライトがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえると、ソフトバンク光のファミリー・ライトがおすすめな人は次のような人です。
- ネットの利用は、主にウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メール、SNS、というライトユーザー
- フレッツ光ライトプラスからソフトバンク光に転用したい人
動画は通信量を消費しやすいですし、OSやセキュリティソフトのアップデートも通信量の課金対象です。ファミリー・ライトはインターネットの利用量が日頃から少ない人向けのプランと言えるでしょう。
定額プランにも5,720円より安い料金プランがある
ホームタイプの定額プランは5,720円とお伝えしましたが、実はもっと安いプランがあります。
ネットとセットでソフトバンク光テレビ(月額825円)を契約すると、月額5,170円で使えます。5年契約にはなりますが、ソフトバンク光を長く使おうと考えている人にはお得です。ちなみにスカパー!もつけると2年間は4,950円で契約できますよ(3年目以降は月額5,170円)。
定額プランなら代理店からの申し込みがおすすめ
定額プランを申し込むなら、ソフトバンク光の正規代理店からの申し込みがお得です。ソフトバンク光は公式サイトや家電量販店、ソフトバンクショップなどで申し込めますが、キャッシュバックが一番高額なのは正規代理店のキャンペーンサイトだからです。

例えば、ソフトバンク光の正規代理店の株式会社NEXTのキャンペーンサイトで申し込むと、37,000円のキャッシュバックがもらえます。フレッツ光からの乗り換え(転用)や光コラボからの乗り換え(事業者変更)でも15,000円をキャッシュバックしてくれます。
代理店NEXTのキャンペーンでは不要なオプションに加入する必要はありませんし、面倒なキャッシュバックの手続きも必要ありません。申し込みの電話で口座番号を伝えるだけで、最短2ヶ月後にはキャッシュバックを振り込んでくれます。
月々の料金はファミリー・ライトよりも高くはなりますが、キャンペーンを利用すれば定額プランでも十分お得に申し込むことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ソフトバンク光のファミリー・ライトは、ネットの通信量に応じて毎月の利用料金が変わるプランで、特にネットをあまり使わないライトユーザーは最低4,290円でネット代が抑えられるのでお得です。
ただ、月間の通信量が8GBを超えてしまうと、定額プランよりもファミリー・ライトの方が高くなってしまいます。Youtubeの動画やVOD(ビデオオンデマンド)などの動画配信サービスをよく使う方は定額プランの方がおすすめです。
定額プランはファミリー・ライトよりも月額料金が高くなってしまいますが、正規代理店から申し込めばキャッシュバックの特典がもらえるので決して損ということはありません。テレビ付きの5年契約なら月額料金を安くすることも可能です。
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