今は固定電話を使う人は少なくなってきましたが、それでも親戚との連絡ツール、学校などの連絡網用など、家庭で固定電話を必要としている人はまだまだいます。
光回線のインターネットを利用するなら、できれば固定電話も「光で揃えたい」と思いますよね。そうすれば請求書も一つにまとまりてっとり早いですし、何より光電話の料金は安いです。
この記事では、メガエッグの光電話の月額料金、工事費などの費用を初めとして、光電話の利用に必要なルーター、現在使っている電話番号をそのまま使えるのかについて解説しています。
メガエッグの光電話のサービスが気になっている方はぜひ参考にしてみてください^^
メガエッグの光電話の基本情報をチェック
※公式HPより
メガエッグが提供している電話サービスは、光ファイバーを使った光電話です。
少し前まで電話には電話回線が利用されていましたが、インターネットの普及によりインターネットに使っている光ファイバーをそのまま電話に使う「光電話」のサービスが増えてきました。
光電話のメリットはNTTの加入電話よりも料金が安く、ネットと電話とテレビという風に生活インフラを一つにまとめられることです。請求書も一つになるので管理もしやすくなります。
メガエッグでは、そんな光電話のサービスを利用することができます。まずはメガエッグの基本情報からチェックしていきましょう。
メガエッグの光電話を使うにはインターネットの契約が必要
メガエッグの光電話は、インターネットのオプションサービスです。そのため、メガエッグのインターネットを利用していないと光電話を契約することができません。
メガエッグは中国地方(島根、鳥取、岡山、広島、山口)限定のサービスですが、この5県の中でもサービスが使えないエリアもあります。そもそもメガエッグのインターネットを使えないエリアにお住まいの場合は光電話を利用できないので、まだ確認が済んでない方は提供エリアの確認をしましょう。
→メガエッグの提供エリア検索へ
NTTの加入電話と何が違うの?
メガエッグの光電話とNTTの加入電話の大きな違いは料金です。両者を比較してみましょう。
メガエッグ光電話 | NTT加入電話 | ||
基本料金 | ー | 1,450円 | |
機器レンタル料 | 500円 | ー | |
通話料 | 一般電話 | 7.5円/3分 | 8~80円/3分 |
携帯電話 | 18円/1分 | 20~40円/1分 |
このように、メガエッグの光電話はNTTの加入電話よりも月々支払う料金が安く、通話料も安くなっています。
もちろん110番などの緊急通報、フリーダイヤル・フリーコール、災害伝言ダイヤルなどにもかけることができますよ。
現在利用している電話番号をメガエッグの光電話でも使えるの?
現在の電話番号から別の電話番号に変わってしまうと、知り合いに連絡したり各種登録情報を変更したりなど何かと手続きが面倒ですよね。
ですが、NTTで発番された電話番号であれば、メガエッグの光電話に番号を引き継ぐことができます。ただ、NTTで発番されていない電話番号を使っている場合は、新しい電話番号が発番されることになります。
- NTTで発番された電話番号 → メガエッグの光電話に引き継ぎ可能
- NTT以外で発番された電話番号 → メガエッグの光電話に引継ぎ不可
なので、別の光回線のひかり電話で発番された番号やNTT以外のアナログ電話の電話番号の場合は、メガエッグの光電話に番号を引き継ぐことはできません。
現在利用している電話番号がNTT加入電話から引き継いだものか分からない場合は、NTT西日本(0120-116-116)に問い合わせてみましょう。
メガエッグの光電話サービスの料金
メガエッグの光電話サービスを利用するためには、次の4つの費用がかかります。
- 月額料金
- 工事費
- 通話料
- オプション料金(希望する場合のみ)
一つ一つ見ていきましょう。
光電話の月額料金
メガエッグの光電話の基本料金は無料ですが、光電話用ルーターのレンタル料として月額500円がかかります。
月額料金 | |
基本料金 | 0円 |
光電話用ルーターレンタル料 | 500円 |
メガエッグの光電話を使うためには、光電話用のルーターが不可欠です。
一般的な光電話の月額料金は500円なので、光電話用ルーターのレンタル料を月額料金と考えればいいと思います。
光電話の工事費
メガエッグの光電話を利用するためには工事が必要です。ネットの工事と一緒に光電話の工事も行いますが、当日は立ち合いが必要なので、うまく日程調整するようにしましょう。
工事が発生すれば工事費も発生します。工事費は3,000円で、一括払いと分割払いのどちらかを選べます。
月額料金 | ||
工事費 | 一括払い | 3,000円 |
分割払い | 80円×34ヶ月+最終月280円 →実質無料 |
一括払いの場合は3,000円が自己負担となりますが、分割払いの場合は実質無料になります。
工事費は「実質無料」ってどういうこと?
分割払いの場合は35ヶ月払いで、月額80円を34ヶ月間、そして35ヶ月目は280円の請求がきます。しかし、請求額と同額が割り引かれるので、毎月の支払いは0円です。
こんな感じですね↓
分割払い請求額 | 割引額 | 支払い額 | |
1ヶ月目 | 80円 | -80円 | 0円 |
2ヶ月目 | 80円 | -80円 | 0円 |
▼ | ▼ | ▼ | ▼ |
34ヶ月目 | 80円 | -80円 | 0円 |
35ヶ月目 | 280円 | -280円 | 0円 |
これが「実質無料」の仕組みです。
分割払いの注意点:35ヶ月以内に解約すると工事費の残債がかかる
分割払いの場合は、毎月請求額と同額が差し引かれて支払いは0円になりますが、35ヶ月以内にメガエッグを解約すると、その時点で残っている工事費の残額(残債)を一括で支払わなければいけません。
例を挙げてみます。
解約時の支払い額=3,000円-960円=2,040円
このように、メガエッグを35ヶ月間利用すれば光電話の工事費は完全に無料になります。つまり、光電話の工事費を無料にする代わりに3年間はメガエッグを使ってね、という意味の割引なわけです。
今使っている電話番号をメガエッグでも継続利用する時は費用がかかる?
先ほどお伝えしましたが、NTT発番の電話番号であればメガエッグの光電話に番号を引き継ぐことができます。その際は次の費用がかかります。
月額料金 | ||
番号割当手数料 | 一括払い | 2,000円 |
分割払い | 55円×34ヶ月+最終月130円 | |
休止工事費 | 2,000円 |
かかる費用は番号割当手数料と休止工事費で、番号割当手数料は分割払いも可能です。分割払いの場合は35ヶ月払いで、34ヶ月間は月額55円、35ヶ月目は130円の支払いとなります。
なお、番号割当手数料はメガエッグから請求されますが、休止工事費はNTTから請求されることになります。
光電話の通話料
メガエッグの光電話は、毎月の通話分に対して通話料がかかります。
通話料は通話先によって次のようになります。
通話料 | ||
メガエッグ 光電話 (082等で始まる番号宛て) | 無料 | |
国内一般加入電話 | 8:00~23:00 | 7.5円/3分 |
23:00~翌8:00 | 7.5円/3分45秒 | |
提携先のIP電話 | 7.5円/3分 | |
携帯電話 | 18円/1分 | |
PHS | 20円/1分30秒 | |
国際電話 | 8円/1分 ※アメリカの場合 |
光電話のオプションサービス
メガエッグの光電話には、オプションとして次の7種類のサービスをつけることができます。
オプション名 | 月額料金 | 光電話あんしんパック | 光電話あんしんパックミニ |
発信者番号表示 | 200円 | 月額600円 | 月額450円 |
非通知着信拒否 | 200円 | ||
割込通話 | 300円 | ||
転送電話 | 500円 | - | |
迷惑電話着信拒否 | 200円 | - | |
プラス050サービス(番号追加) | 300円 | - | - |
プラスナンバーサービス2回線サービス専用 | - | - | - |
かかってきた相手の電話番号をディスプレイに表示したい、という時は「発信者番号表示」、かかってきた電話を前もって登録しておいた電話番号へ転送したい、という時は「転送電話」、など必要なサービスを好みで選べます。
お得なパック料金もあり、5つのオプションがセットになった「光電話あんしんパック」、3つのオプションがセットになった「光電話あんしんパックミニ」もあります。
光電話のオプションサービスの初期費用
光電話のオプションサービスを使うには初期費用がかかります。
初期費用 | |
プラス050サービス(番号追加)以外 | 1回につき1,000円 |
プラス050サービス(番号追加) | 1,000円 |
プラス050サービス(番号追加)以外のオプションは1回につき1,000円で、複数のオプションを同時に申し込む場合は1,000円です。
ただ、プラス050サービス(番号追加)については1件につき1,000円がかかります。
メガエッグの光電話用のルーターってどんなもの?
先ほどお伝えしたように、メガエッグの光電話を使うには光電話用のルーター(光電話ルータ(VA))をメガエッグからレンタルする必要があります。
型番 | NEC製「Aterm WH832A」![]() |
月額料金 | 500円 |
このルーターには2つの機能があります。
- 光電話用のルーター
- 無線LANルーター
このルーター1台で、光電話も使えるようになりますし、Wi-Fiも使えるようになります。分かりやすく図にしてみました。
光電話用としてのルーター機能
回線接続装置ONU(またはVDSLモデム)と光電話をこのルーターで繋ぐことで、光電話が使えるようになります。
メガエッグの光電話を利用するには、このルーターが欠かせません。市販のルーターを購入してきて設置しても、光電話は使えるようにならないのでご注意ください。
無線LANルーターとしての機能
このルーターは無線LANルーターとしての機能も備えています。このルーターを設置すれば無料でWi-Fiが使えるので、市販のル―ターを別途購入する必要はありません。
ルーターから電波を飛ばして、2台目以降のパソコンやスマホでインターネットを楽しむことができます。ルーターの無線は「IEEE802.11ac」という規格にも対応しているので、速度面でも安心です。
しかも、このルーターはIPv6にも対応しています。IPv6とは、簡単に言うと回線の混雑を回避して速度を上げたいときに利用するものです。他の回線ではIPv6に対応したルーターは有料でレンタル、というところもありますが、メガエッグではIPv6に対応したルーターをレンタルできますし、光電話を契約していれば無料で利用できますよ。
メガエッグの光電話用のルーターは交換できるの?
メガエッグのルーターは交換も可能です。(機器変更手数料3,000円)
手順は次のようになります。
- 機種変更を申し込む
メガエッグのサポートセンター(0120-050-157)で手続きするか、メガエッグの機種変更のページか手続きできます。 - 新しいルーターが届く
新しいルーターは申し込み後、1~2週間程度で届きます。 - 届いたルーターを配線する
- 通話試験をする
- これまで利用したルーターを返却する
お申し込みサイトはこちら
まとめ
いかがでしたか?
メガエッグの光電話はNTTの加入電話よりも安く使え、インターネットやテレビと一緒に繋げることもできるので、請求書が一つにまとまり管理も楽ちんです。
料金でちょっと変わっているのは、基本料金が無料なのに機器利用料が月額500円かかることです。一般的には光電話のサービスは月額500円程度かかるので、光電話に月額500円かかると考えておけばいいでしょう。
光電話の注意点としては、工事費3,000円を分割払いにしている場合、メガエッグを35ヶ月間使えば実質無料になります。逆に、35ヶ月以内にメガエッグを解約すると、その時点で残っている工事費の残債を請求されてしまいます。
光電話の利用には光電話用のルーターが不可欠ですが、このル―ターは無線LANルーター・IPv6用のルーターとしての役割も果たしているので、別途無線LANルーターを購入しなくても大丈夫です。
メガエッグの光電話を検討する上で、この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです^^
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