中国地方を中心に光回線サービスを提供しているメガエッグには、ユーザーを対象にしたメールサービスがあります。しかし、メガエッグの公式サイトではメールに関する情報が体系立てて説明されておらず、そのほとんどが「よくある質問」として回答されているのみ。
そのため「メガエッグのメールサービスは分かりにくい」というイメージを持たれている人も多いでしょう。
今回の記事では、メガエッグのメールサービスについて、サービスの概要から使うメリット、設定方法などを詳しく紹介します。
できるだけ丁寧に説明しますので、メガエッグのメールサービスで気になることを解決する参考にしてくださいね。
メガエッグのメールサービスとは?
メガエッグのメールサービスは「Webメールサービス」という名前で提供されています。メール以外にもカレンダーやアドレス帳の機能もあり、メガエッグの回線を使っている方なら、申込不要で無料で使い始めることができます。
メガエッグのWebメールサービスはGmailやヤフーメールのように、自宅のインターネット回線以外からでも、例えば会社やネットカフェ、スマホからでも送受信することができます。
そんなメガエッグのメールサービスには次のような特徴があります。
- メールアドレスは5個まで無料
- 独自ドメイン「megaegg.ne.jp」が使える
- 容量は5GB
- メールの保存期間は90日
少し特徴のあるWebメールサービスなので、ひとつずつ確認していきましょう。
メールアドレスは5個まで無料
メガエッグのWebメールサービスを始めると、あなただけのメールアドレスがもらえます。
このメールアドレスについては5個までは無料でもらうことができます(メガ・エッグ・光ネット(光ライフ)、ファミリーコース、ファミリコースプラス、ホームライトを契約している場合)。
6個目以降は1アドレスにつき毎月100円がかかり、最大で10個まで追加することができます。
メールアドレスの個数 | 月額料金 |
1〜5個 | 無料 |
6個〜10個 | 100円 |
家族で一人一個メールアドレスを作ってもいいですし、ショッピングやSNSなど、用途に合わせてメールアドレスを使い分ける際に便利ですね。
メガエッグのメールアドレス
メガエッグで使うことができるメールアドレスは以下のとおりです。
◯◯◯@□□□.megaegg.ne.jp
◯◯◯の部分は、自分の好きな文字列を決めることができます(3文字以上24文字以内)。
□□□の部分にはいくつかの種類の単語から選ぶことができます。
メールのドメイン(megaegg.ne.jp)を見れば、メガエッグのメールアドレスだということが、すぐに分かります。メガエッグのサービスを使うことによって、メールを受信する側も安心してやり取りができますね。
メガエッグのメールの容量
メガエッグのメールボックスの容量、制限は以下のように決められています。
内容 | 容量(制限) |
メールボックス | 5GB(スタンダードコースの場合は1GB) |
1通あたりのメール(送受信)の最大容量 | 20MB(送信先の制限にかかることもある) |
1通あたりの最大宛先数 | 100件 |
最大送信数 | 500通/30分 |
メールボックスの容量は5GBですが、数字だけをみたら、多いか少ないのかわからないと思います。例えばフリーメールのGmailは15GB、ヤフーメールは10GBですので、それらと比較すると少ないと言えます。
しかし、テキスト中心のメールであれば5GBあれば全く問題はありません。メールボックスの全体容量の90%(4.5GB)を超えると、お知らせのメールが届くので、すぐに分かります。
メールで容量をとるものと言えば、写真やPDFデータなどの添付データですが、パソコンやスマホにデータをダウンロードして保存しておけば、メールは削除しても問題ありませんね。写真などのやり取りは他のメールサービスを使うという方法でもいいですね。
メールの保存期間は90日
メガエッグのメールの保存期間は90日です。
「えっ、90日って短すぎない?」と思われたかもしれませんが、これはあくまで「一時的に受信ボックスに保存できる期間」です。
メールを受信ボックスから「保存フォルダ」へ移動することで、無期限にメールを残しておくことができます。「ポストに手紙が入っている期間は90日間まで」というイメージを持っていただければよいでしょう。逆に90日という期限があるので、定期的にメールをチェックする習慣ができますね。
ブラウザからもログインできる
メガエッグのメールは、インターネットブラウザ(Microsoft Edge、Google Chromeなど)の専用ページからログインをすることでも利用可能です。
メールソフトの設定が面倒な人、難しい設定はしたくな人、パソコンやスマホ、職場など、好きなところからアクセスしたい人は、Webブラウザからアクセスするのがおすすめです。
メールのログインページをお気に入りにブックマークしておけば、簡単にアクセスすることができるので、ユーザーの方はぜひ使ってみてください。
メガエッグのメールの設定方法
メガエッグのメールを普段使っているメールソフトを使って送受信したいときは、パソコンやスマホなど利用したい端末でメール設定が必要になります。
Window10、Mac、iPhone、Androidにも対応していますが、ここではWindows10のメールアプリの設定方法を紹介します。
なお、初期設定のメールアドレスを変更したい人は、メールの設定をする前に行うのがおすすめです。具体的な方法は次の項目で紹介するので、参考にしてください。
Windows10メールアプリの設定
- Windowsのメールアプリを開く
- ツールからアカウントを選択
画像出典:メガエッグ かんたんメール設定マニュアル(Windowsメール 設定の新規(追加)作成) - インターネットアカウントの「追加」から電子メールアカウントを選択
- 表示名には名前(相手に届いたメールに表示されます)、メガエッグのメールアドレスを入力
- 登録内容確認書の内容を入力
・「受信メール(POP3)またはIMAP)サーバー」:pop.megaegg.ne.jp
・「送信メール(SMTP)サーバー」:smtp.megaegg.ne.jp
・「送信サーバーは認証が必要」 にチェック
- 「ユーザー名」はPOP ID、「パスワード」はPOPパスワードを入力(契約時に自宅に送付される「登録内容確認書」に記載)
- 完了をクリックし、再び「ツール」から「アカウント」を選択
- 先に設定したメールアカウントを選択して「プロパティ」
- 「詳細設定」タブの「サーバーのポート番号」送信メールに587と入力してOK
詳しい情報はメガエッグの公式ページにあるメール設定マニュアルを参考にしてみてください。
→メール設定マニュアル
メガエッグのメールの使い方
ここでは具体的なメガエッグのメールの使い方を見ていきましょう。
- メールの転送
- メールアドレスの追加
- メールアドレスの変更
- メールパスワードの確認、変更方法
- 迷惑メールフィルタリングサービス
以上の順番に説明します。
メール転送の設定
メガエッグのメールアドレスで受信するメールを、他のメールアドレスに転送することができます。
例えば、普段、メインで使っているメールアドレスがある場合、そちらにメール転送をすることで、わざわざメガエッグのメールにログインして、受信メールを確認しなくてもよくなります。
また、先にも紹介しましたが、メガエッグの受信ボックスに届くメールの保存期間は90日間と非常に短くなっています。メールを転送することで、転送先では無期限にメールを保存することができます。
メガエッグメールにログインして、受信ボックスから保存フォルダにメールを移動する手間もなくなるので、転送機能はぜひ使いこなしたいところです。
メール転送の方法は以下の通りです。
- メガエッグWebメールにログイン
- 基本画面タブのプリファレンス(各種設定)からフィルター(振り分け/転送設定)を選択
画像出典:メガエッグ メールに関する手続き・設定マニュアル(メール転送設定手順) - 「新しいフィルター」を選ぶと設定画面が開くので、すべてのメールを転送する場合は次のように設定をして「OK」
- 画面左上の保存をクリック
メールアドレス追加の方法は?
メガエッグのメールアドレスの追加は、マイページから行うことできます。
- マイページへ移動
- お客様IDとパスワードでログイン
- 「ご契約情報」内の基本メールアドレスの「確認・変更する」
- 「メール契約変更」を選択
- 「メールアドレスを追加」を選択
- 希望するメールアドレスを入力して追加
画像出典:【メガ・エッグ メール】メールアドレスを追加したい
無事に追加が完了すると、15分程度で新しいメールアドレスを使うことができるようになります。
メールアドレスを変更したい!
メールアドレスの変更は、メガエッグから指定された最初のメールアドレスをそのまま使っている場合は無料です。
メールアドレスを追加したときに希望のメールアドレスを入力した場合、既に1回メールアドレスを変更している場合は、500円の手数料がかかります。
変更の手続きは以下の手順です。
- マイページへ移動
- お客様IDとパスワードでログイン
- 「ご契約情報」内の基本メールアドレスの「確認・変更する」
画像出典:メガエッグ メールに関する手続き・設定マニュアル(メールアドレスの変更手順) - 「お客さまメール情報」の「メール契約変更」
- メールアドレス一覧から変更したいメールアドレス選んで「変更する」
- 変更後のメールアドレスに希望のメールアドレスを入力して「変更する」補足メガエッグのメールアドレスは「◯◯◯@□□□.megaegg.ne.jp」です。
◯◯◯の部分は3文字以上24文字以内で自分の好きな文字列に、□□□の部分にはいくつかの種類の単語から選べます。
手続き後、15分程度で新しいメールアドレスを使うことができるようになります。
変更されると古いメールアドレスは使えなくなるので注意してください。
また、メールソフトを使っている場合は、メールソフトの設定も変更する必要があります。
各メールソフトの設定はメガエッグ公式のマニュアルを参考にしてください。
→メール設定マニュアル
メールパスワードを忘れたら?
初めてメガエッグのメールにログインしようと思ったけど、IDやパスワードが分からない、そもそも設定した記憶がない…。
メガエッグのメールのIDやパスワード、初期のメールアドレスは、メガエッグを契約した際に自宅に送付されてきた「登録内容確認書」という書類に記載があります。IDは「POPID」、パスワードは「POPパスワード」です。
万が一、この書類をなくしてしまった場合は、再発行をしてもらうことができるので、お客さまセンターに連絡してください。
- メガ・エッグお客さまセンター
0120-50-58-98
10:00〜19:00(年中無休)
メールのパスワードを変更する
メガエッグのメールパスワードは自分の好きなものに変更できます。セキュリティ的にも、初期のパスワードを変更することをおすすめします。
- メガエッグWebメールにログイン
- 基本画面右上のメールアドレスの横の▼から「パスワードの変更」を選択
画像出典:メガエッグ メールに関する手続き・設定マニュアル(POPパスワード変更手順) - 新しいパスワードを入力して「パスワードを変更」
迷惑メールフィルタリングサービスの利用
メガエッグのメールでは迷惑メール対策として「迷惑メールフィルタリングサービス」があります。
受け取りたくないメールをサーバで自動的に振り分けし、隔離して保存・削除するサービスで、申込み手続き不要、無料で使うことができます。
サービスの利用、設定は以下のページからログインします。
画像出典:メガエッグ メールに関する手続き・設定マニュアル(迷惑メールフィルタリング)
「隔離」のタブを選択すると、設定したルールに基づいて、迷惑メールと判断されたものが保存されているので、確認することができます。
「フィルタ管理」のタブからは、メールの振り分けのルールを設定することができます。
自分の判断でルールを決められる「使用者ルール」と、メガエッグが自動で迷惑メールをフィルタリングしてくれる「管理者ルール」から選ぶことができます。
まとめ
メガエッグのメールサービスの内容やメリット、各種設定方法を確認しました。
メガエッグのメールサービスは回線の契約をしている人であれば無料で使うことができます。
また、外出先などの好きなところからメールを確認することができ、スマホからも使うことができます。
保存期間が短い、容量が5GBまでといった特徴がありますが、メガエッグの信頼できるメールアドレスを使うことができるので、メガエッグと契約をしている人は有効利用したいですね。
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