2021年2月1日からmineoの新料金プラン「マイピタ」の提供が開始されています。
旧プラン同様に、マイピタでもパケット(データ容量)を翌月に繰り越せるというメリットがあります。
この記事では、繰り越したパケットが余りそうな場合に他に使い道があるのか、についても解説していきます。
『マイピタの繰り越しについて知りたい』と思いこの記事をご覧いただいた方は、是非参考にしてみてください。
mineoの新料金プラン「マイピタ」でもパケットの繰り越しが可能
※mineo公式サイトより引用
mineoは旧プランのデュアルタイプ・シングルタイプ(各3コース)でもパケット繰り越しができましたが、新料金プランの「マイピタ」でも余ったパケットを翌月に繰り越しができます。
繰り越しをする上で申し込み手続きなどの手間もなく、自動的に繰り越ししてくれます。
繰り越し分は翌月末までに使い切らないと消滅してしまう
翌月に繰り越したパケットは優先的に消費されますが、パケットの有効期限は翌月末までとなっています。
そのため、翌月中に使い切らない場合は消滅してしまい、翌々月へは繰り越しされませんので、注意が必要です。
mineoの公式サイトにその旨が記載されていますので掲載しておきます。
Q.使い切れなかったパケットを繰り越しすることはできますか?
A.はい、当月に使い切れなかったパケットは容量に制限なく全て、翌月に自動で繰り越しされます。ご利用コースの基本パケットだけではなく、当月に付与された全てのパケット(パケットチャージ、パケットギフト、フリータンク、マイネおみくじで当選したパケットなど)も同様に繰り越しされます。
翌月に繰り越したパケットは、優先的に消費されます。翌月中にも消費されない繰り越し分のパケットは、翌々月以降は消滅します。
マイピタの繰り越したパケットが余りそうな場合の3つの使い道
繰り越したパケットを使って、データ容量の多いYouTubeの高画質動画を見たりオンラインゲームを楽しんだりする方も多いと思います。
ですが、中には『繰り越し分のパケットが余りそう』『他に使い道はないのかな?』と思っている方もいるかもしれません。
実は、マイピタの繰り越したパケットが余りそうな場合にも使い道があります。
使い切れなそうなパケットは、家族や友達にプレゼントやシェアすることができたり、他のユーザーに分けることができるのです。
- パケットギフト
- シェア
- フリータンク
繰り越したパケットの使い道1.パケットギフト
※mineo公式サイトより引用
「パケットギフト」では、パケットを他のmineoのユーザーへギフトとして贈ることができます。
ですので、『繰り越し分が余りそう』『使い切れないかも』という方は、使い切れなそうな繰り越し分をパケットギフトとして贈ることで、ご家族やお友達の通信料削減の手助けができますよ(^o^)
なお、ギフトとして贈られたパケットの有効期限は贈られた月の翌月末までと決まっているので、贈る時は相手に『翌月までに使い切ってね』と伝えておくと親切かもしれませんね。
- マイページからの申し込みが必要
- ギフトとして使えるパケット容量は10MB以上
- ギフトとして1度に贈れるパケット容量は9,999MBまで
- ギフトとしてもらったパケット容量の有効期限は、もらった月の翌月末まで
「パケットギフト」の詳細や贈り方については公式サイトをご覧ください。
繰り越したパケットの使い道2.パケットシェア
※mineo公式サイトより引用
「パケットシェア」では、繰り越したパケットを最大10回線(自分+他9名)でシェアすることができます。
繰り越したパケットから優先的に消費されますが、シェアできるのは当月末までで、翌月には繰り越しされません。
例えば、2月分で余ったパケットが3月に繰り越しされてシェアした場合、3月末までに使い切らないと消滅してしまい、4月への再繰り越しはされませんので注意しましょう。
- マイページからシェアするメンバー登録が必要
- 代表者から承認依頼メールを送信し、受け取ったメンバー全員が1週間以内に承認しないと無効になってしまう
- 月末の23時30分までに承認が完了すれば、翌月からシェアが適用される
- mineoのメールアカウント設定が必要
「パケットシェア」の詳細や承認依頼メールの送信方法については公式サイトをご覧ください。
繰り越したパケットの使い道3.フリータンク
※mineo公式サイトより引用
「フリータンク」は、mineoユーザー全員を大きなタンク(グループ)として、ユーザーみんなでパケットのやり取りが自由にできるサービスです。
パケットが余り過ぎてしまった場合や、有効期限が迫って使い切れないパケットがあれば、フリータンクに入れて全国のmineoユーザーに分け合うことができます。
パケットを入れる時に『使い切れない繰り越し分をあげます』といったコメントもできますし、自然災害があった時にも支援として使うことができるのです。
エコで思いやりのある素敵なサービスですよね。
- 利用にはログインまたはメンバー登録(無料)、加えてeoIDとの連携が必要
- パケットの引き出し可能期間は毎月21日〜末日まで
- 1回の引き出し可能量は最大500MB、1ヶ月の引き出し可能量は最大1,000MBまでの上限がある
「フリータンク」の詳細や入れ方・引き出し方については公式サイトをご覧ください。
このように、マイピタでは繰り越ししたパケットが余りそうな場合にも使い道がありますので、『繰り越し分が使い切れずに余ってしまいそう』という方は、ギフト、シェア、タンクなどで、ご家族やお友達、他のmineoユーザーと分け合うのも良いでしょう。
新料金プラン「マイピタ」と旧プランで繰り越しについて違いはある?
新料金プランのマイピタでも繰り越しサービスは引き続き可能ですが、旧プランのデュアルタイプ・シングルタイプとは何が違うのでしょうか。
結論から言うと、プラン自体はシンプル・安くなり、繰り越しについての違いはありません。
旧プランは、ドコモ、au、ソフトバンクと回線ごとで料金プランに違いがあるなど、少しややこしい印象がありました。
ですが、新料金プランのマイピタでは料金プランが統一されて、シンプルで安くなりました。また、余ったパケットの繰り越しも今までどおり翌月まで可能なので、より便利でお得に使えるプランに進化しました。
新料金プラン「マイピタ」の料金・サービス内容については、以下の記事で詳しく紹介しています。
mineoの新料金プラン「マイピタ」へのMNP(乗り換え)はおすすめ?
UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」よりもマイピタの方が安い
政府からの料金値下げの要請に伴い、mineo以外の携帯各社もスマホ・携帯の新料金プランや値下げを2020年12月から2021年2月にかけて発表してきました。
au(KDDI)のサブブランドであるUQモバイルでも「くりこしプランS(3GB)・M(15GB)・L(25GB)」を発表していますが、簡単に比較してもマイピタの方が繰り越しもできて料金が安いです。
ドコモのahamo(アハモ)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)、auのpovo(ポヴォ)、楽天モバイルでは繰り越しはできない
携帯大手3社のドコモ、ソフトバンク、auや楽天モバイルでも新料金プラン・新ブランドが発表されていますが、ドコモ、ソフトバンク、auは20GBの定額制、楽天モバイルは使ったデータ容量に応じた段階制と、4社とも繰り越しができません。
ですので、楽天モバイルは使わなかった時は料金を安くできますが、他の3社は20GBに達しない場合は完全にムダになってしまうのです。
これを考えると、やはりマイピタの繰り越しサービスは大きなメリットと言えそうですね。
マイピタと他社の料金比較については以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回はmineoの新料金プラン「マイピタ」の繰り越しについて解説してきました。
余ったパケットは自動繰り越しされるため特に申し込み手続きも必要ないですし、繰り越したパケットが余りそうな場合でも、ご家族やお友達にギフトやシェアできたりと他にも使い道があることが分かりました。
今回ご紹介した内容を参考に、皆さんもマイピタの繰り越しサービスを有効活用してくださいね。